開眼草ーAkimeguasa-
 
工藤丈輝舞踏公演 開眼草
ダンスがみたい! die pratze dance festival
2004年8月17日(火)/18日(水)神楽坂
 die pratze
舞踏手:工藤丈輝     
音楽:曽我傑  美術:黒川通利 照明:田中信行衣装:飯塚昌代 装飾:湯澤幸人
写真:康欣和 
制作:Die Pratze制作協力:松岡真弥 演出協力:元藤がら 
『開眼草』によせて
昨年秋に亡くなった元藤曄子は共演の際、いつも私に「暴れてほしい」と言いました。いろんな意味があったのでしょう。亡き伴侶、土方巽の礼賛者にして、その業績の伝道者としてその身を砕いておられましたが、同時に自由奔放な精神の持ち主で純粋な力を湛える表現を歓んだのです。彼女の言葉、したたかな後押しに動かされて私の舞踏は形成されていきました。先輩や師というのはそうした存在のことをいうのでしょうか。
元藤曄子の死を契機に生み出されたこの作品は、ディープラッツ、真壁氏の理解を得て公演の運びとなりました。テーマは「女」ですが、海があって空があり、闇があって光があるように、ここには男性が登場します。
女性原理をムキ出しのまま徹底的に考察して人間存在の果てに倒れればと思います。もちろんエロティシズムの問題は人間に限ったことではありません。元藤さんの好んだ単純な力を常に携えて稽古はしても器用にならず、向こう側にいる氏の魂を出来ることなら驚嘆させたい。題名は故人の本名をいただいて「明女草」と名づけられるでしょう。
                                      2004年8月 工藤丈輝
 
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